上映会の日である。30日の「金田伊功を送る会」が迫っていて、なおかつ明日朝9時からそのリハーサルがあるというのに、上映会もないもんだが、決まっていたのだからしかたない。
本日は「三大監督中野最大の決戦!」と題して、代表作を連続上映。
たとえば、チャック・ジョーンズ作品は「ウサギ狩りだよ」Rabbit Seasoningや「バッグスの闘牛士」Bully for Bugs 1953など5本。ジョージ・パル作品は「ジャスパーのハーモニカ」Package for Jaspaer 1944などパペトーン5本。テックス・アヴェリー(エイブリーではない!)作品は「おかしな赤頭巾」Red Hot Riding Hood 1943「呪いの黒猫」Bad Luck Blackie 1949 などいずれも必見の名作揃い。
な〜に、こういうのは取り出し安くつなぎやすい、つまりイージーなプログラムなのだ。
あまりにマットウなので、ちょっとヘンなものもやらないといけないかな、と思い探した結果「妖怪人間ベム」のオープニングフィルムを発見。それも同じものが2本つながっている。
急遽このダブりの1本を観客プレゼントしようと思いついた。短いとかいえ、色もそこそこだし、テーマソングが入っているからまあお宝と言えるのでは。
観客とじゃんけんして優勝者を選んだのだが勝者はなんとオープロのアニメーターO君でありやした。
写真はその贈呈式。結局そのフィルムは僕の机から5メートル離れた彼の動画机に放り込まれてたまま。なんかありがたみがない扱いだなあ!ヤフオクで売れと言っただろう!!
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